2005-01-28

『みなさん、さようなら。』

amazon: みなさん、さようなら

Les Invasions Barbares / 2003年 / カナダ・フランス/ 監督: ドゥニ・アルカン

昨年なぜか多かった、老いた親の死に目を子供が看取る映画のひとつ。かつてはマルクス主義者として鳴らしたらしいもと大学教授の父親が、これまで疎遠にしていた資本主義の申し子たる金満息子の手配で安楽な死を迎える。TVでは9.11の映像が時代の転換を告げている。つまり社会主義者の緩慢な死を描いた映画ということなんだろうけど、世代的な思い入れのある人ならともかく僕にはどうでもいい感傷としか思えず、ちっとも面白い題材には感じられない。唯一良いのは麻薬中毒の女を演じるマリ=ジョゼ・クローズが綺麗に撮られていることくらいだろう。この人ははじめて見た『渦』でもクローズアップされていたけれど、青い瞳が美しい。しかしどの映画でも、綺麗なんだけど生活が荒れていて付けいる隙があるという、似たような役を振られている気がする。[★★]

2005-01-28 22:36 [movie] | Permanent link | Comments (0)

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